今話題の”あれ”について
今、話題のコロナ・武漢・中国・コビット19-ウイルスについて。1月 から武漢・中国で発生し世界中で広まっています。
早速ですが皆さんはなんて呼んでいますか?(アンケートの結果は広告のあとにあります。)
結果
ドイツではどんな感じ?
1月中旬ぐらいからだんだん騒がしくなってきたこの話題ですが、ドイツでは当初中国からも遠いしそこまで心配しなくても大丈夫やろう?的な感じで言っていましたが、1月下旬にミュンヘン近郊で初の感染者を確認しました。その後、イタリア北部での感染拡大を受けて、最初どちらかと言うと余裕をぶっこいていた感じから、ニュースや市民の間でも少し危機感や不安をもった話が聞かれるようになってきました。また、1月25日は自分の住んでいるノルトライン=ヴェストファーレン州でも感染者が一名確認されました。
これと同時に日本の総領事館からも注意喚起のメールが在独日本人に向けて配信されました。以下配信内容の一部抜粋。
1月28日(火)配信分:【ドイツにおけるコロナウイルス輸入症例の発生】
○バイエルン州保健省は,ミュンヘン近郊のシュタルンベルクにおいて新型コロナウイルスの輸入症例が確認された旨発表しました。
○常に最新の情報を収集するとともに,手洗い,うがい,咳エチケットの徹底など感染予防に努めてください。
1.バイエルン州保健省及びバイエルン州健康食品安全庁(LGL)は,ミュンヘン近郊のシュタルンベルクにおいて新型コロナウイルスの輸入症例が確認された旨発表しました。感染者1名は隔離入院し,当局の監視下にあり,その容態は安定しているとされています。
2.ロベルトコッホ研究所は,ドイツにおける感染リスクは低いと発表しています。ただし,潜伏期間,感染力などいまだに明らかになっていない点もあることから,ドイツに渡航,滞在中の皆様におかれましては,厚生労働省,世界保健機関(WHO)やロベルトコッホ研究所(RKI)のウェブサイト等を参考に常に最新情報の入手に努めてください。
3.また,新型コロナウイルスは風邪と同様にせきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので,手洗い,うがい,咳エチケットの徹底,なるべく人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。
【以下省略】
Cite: https://www.dus.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
2月28日(金)配信分:【緊急】ドイツにおける新型コロナウイルス対策(感染予防等)(その2)
【ポイント】
●ドイツにおいては,2月27日から28日の2日間で感染者数が倍増するなど流行の兆しを見せています。デュッセルドルフ市内に勤務している人の感染事例も出ています。 ●定期的な手洗い・うがい・咳エチケットの徹底,なるべく人混みを避けるなど基本的な感染予防に努めてください。 ●連邦及び各州保健省は新型コロナウイルス相談のための相談電話(ホットライン等)を設置しています。感染が疑われる場合には,外出せず,ホットライン又はかかりつけ医に電話し,その指示に従ってください。 ●日本への渡航制限や日本からの入国制限措置はとられていませんが,中国に加え,新たに日本,韓国,イタリア,イランからの入国にあたって,所在追跡・健康質問票への記入が義務づけられました。常に最新情報の入手に努めてください。
【本文】
1 ドイツにおいてはこの2日間で感染者数が倍増するなど流行の兆しを見せており,また,感染地域もドイツ国内に広がっています。 28日正午現在の感染者数は以下のとおりです。 ノルトライン・ヴェストファーレン州:20名 (※その後16時現在,35名との報道あり。今後も増加する可能性があります) バーデン・ヴュルテンベルク州:10名 ラインラント・プファルツ州:2名 バイエルン州:1名(治癒者を含めこれまでに累計15名) ハンブルク州:1名 ヘッセン州:1名 その他(武漢からのチャーター機退避者):2名
2 ドイツに渡航・滞在中の皆様におかれましては,定期的な手洗い・うがいを励行し,咳エチケットの徹底をはかるとともに,なるべく人混みを避けるなど,基本的な感染予防対策に努めてください。特に外出先から戻ったときなどには,石けんを使った手洗いを励行するとともに,必要に応じエタノール系消毒液なども併用してください。
【以下省略】
Cite: https://www.dus.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
3月7日(土)配信分:【緊急】ドイツにおける新型コロナウイルス対策(感染予防等)(その5)
【ポイント】
●ドイツにおける感染者数は1千人を超え,引き続き増加傾向が続いていることから,日本政府はドイツ全土に対して感染症危険情報「十分注意してください」(レベル1)を発出しました。 ●定期的な手洗い・うがいを励行し,咳エチケットの徹底をはかるとともに,なるべく人混みを避けるなど,感染予防対策に一層努めてください。 ●ドイツに渡航・滞在中の邦人の皆様が,感染が疑われ検査を行った場合や,検査の結果感染したことが判明した場合には,最寄りの在外公館へ速やかにご一報ください。 ●シュパーン連邦保健大臣は,1000人規模のイベント自粛要請に加えて,今後2~3か月の間は,例えばクラブ(ナイトクラブ)への訪問,誕生日パーティーや各種団体会合について,止めることができないほど重要であるか良く検討するよう推奨しています。 ●各航空会社は,検査の結果,陽性と診断された方やその濃厚接触者及び検査の結果が出ていない方の搭乗を拒否するなど,それぞれガイドラインを設けていますので,搭乗予定の各航空会社にお問い合わせください。 ●感染地域からドイツへの入国にあたり記入が義務づけられた所在追跡票について,日本語版が公開されましたので,ご参照ください。 ※NRW州の日本人で,新型コロナ・ウィルス陽性との検査結果が出た方がいらっしゃいましたら,総領事館にもご一報ください。 ※当館HPにて,州内での感染の状況や,気をつけていただきたいことについて取りまとめて掲載しておりますので,日々の情報収集と併せてご活用ください。 https://www.dus.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Coronavirus_02.03.2020.html
【本文】
1 ドイツにおける感染者数は1千人を超え,引き続き増加傾向が続いていることから,日本政府は,ドイツ全土に対し感染症危険情報「十分注意してください」(レベル1)を発出し,注意喚起を行っています。 ○スイス,スペイン,ドイツ及びフランスに対する感染症危険情報(外務省ホームページ) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2020T054.html#ad-image-0
2 ドイツに渡航・滞在中の皆様におかれましては,定期的な手洗い・うがいを励行し,咳エチケットの徹底をはかるとともに,なるべく人混みを避けるなど,感染予防対策に一層努めてください。
3 また,ドイツに渡航・滞在中の邦人の皆様におかれましては,新型コロナウイルスへの感染が疑われ検査を行った場合や,検査の結果感染したことが判明した場合には,最寄りの在外公館(日本大使館または総領事館)へ速やかにご一報ください。 その他,ご不明な点,心配な点などございましたら,お近くの在外公館にご連絡ください。
4 シュパーン連邦保健大臣は,8日,1000人規模のイベント自粛要請に加えて,今後2~3か月の間は,例えばクラブ(ナイトクラブ)への訪問,誕生日パーティーや各種団体会合について,止めることができないほど重要であるか良く検討するよう推奨しています。 不特定多数の人が集まる場所,特に閉鎖的な空間では感染リスクが高まることが確認されていますので,不要不急のイベントへの出席を再検討するなど,感染予防に十分ご留意ください。
5 各航空会社は,搭乗にあたってそれぞれガイドラインを設けています。検査の結果,陽性と診断された方やその濃厚接触者,及び検査の結果が判明していない方については,搭乗を拒否されることがあります。また,発熱があり,強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方については搭乗をお断りすることがあるとしています。 ご搭乗予定の各航空会社のガイドラインに十分留意するとともに,ご不明な点は各航空会社にお問い合わせください。
6 所在追跡票(Aussteigekarte/Public Health Passenger locator Form)は,中国,日本,韓国,イタリア,イランからの入国にあたって順次導入されています。この度,中国以外の日本,韓国,イタリア,イランからの入国にあたって記入すべき所在追跡票(日本語版)が,以下のロベルト・コッホ研究所ウェブサイトに掲載されていますので,ご確認ください。 https://www.rki.de/DE/Content/InfAZ/N/Neuartiges_Coronavirus/Transport/Aussteigekarte_Luftverkehr_japanisch.pdf?__blob=publicationFile
7 その他,ドイツにおける感染予防対策にかかる関連情報については,以下の当館ホームページをご覧ください。 ○ドイツにおける新型コロナウイルス対策(感染予防等)(その5) https://www.dus.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00008.html
【中略】
9 ドイツにおける防疫措置 (1)感染者の増加に伴い,ノルトライン・ヴェストファーレン州ハインスベルク郡では,学校の休校措置をとっています。その他の地域においても予防的な措置として学校が休校するケースが散見されます。 (2)その他の特別な防疫措置(国境の閉鎖や都市の封鎖など)はとられていませんが,見本市(メッセ)など不特定多数の人が集まる各種イベントが中止されており,また今後,陸路移動の制限や学校の休校などの措置がとられる可能性もあります。 (3)下記のウェブサイトや各州保健省のウェブサイトを参考に常に最新情報の入手に努めてください。
【以下省略】
Cite: https://www.dus.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
消毒液は売り切れ、ただしトイレットペーパーは売り切れていません!
これを受けてドイツでもアルコール系、塩素系などの消毒液がどこのドラッグストアにいっても軒並み売り切れの状態です。
自分も大分前に買ったアルコール消毒ジェルがあったので『まーそれで足りるか』『ドイツはそこまで感染拡大しないだろう』と思っていたので急いで買いに走らなかったのですが、やっぱりなんだかんだ毎日使っているとなくなってきて、そろそろ手に入れないとやばいです。ただ、何件回ってもどこも売り切れなので、いつ手に入るかは分かりません。
また、石鹸も在庫が少なくなってきていますが、なぜかいつも使っているフロッシュの石鹸は詰替えも本体もまだまだありそうなので安心です。
上記翻訳:
お客様へ
残念ながら、現状では消毒用品を入荷することができません。私達は商品の入荷するために全力で取組んでいます。
ご理解をお願いします。
DMチーム
また、日本や韓国、中国などでは常日頃からマスクを付ける文化がありますが、欧米ではそのような文化はないので、マスク自体あまり売っていませんし、付けていると逆に『逆にこいつコロナウイルスにかかっているんじゃないのか』って思われるかもしれないでの付けている人も少ないです。一部の中国人と思われる人はつけている人も街なかで見かけますが。笑(←恐るべし、中国人。どこにいっても我を貫くその姿、尊敬します…)
ドイツ国内での感染者数の急増
3月に入ってからドイツ国内でもコロナウイルスの感染者数が急増してきました。ドイツでは2月の下旬にカーニバルの最盛期を迎えます。もちろん自分もコロナウイルスのことは頭の片隅にありながらも、参加しました。特に、自分が住んでいるケルン地方では特にカーニバルが盛んな地域で仕事を休んでまで参加するする人がいるぐらい盛り上がる地域です。雨の影響と終盤は約一週間かけて行われるので11月11日の開始の日よりは人が少なかったですが、十分濃厚接触の定義の範囲にいたと思います。(いろいろな意味でも個人的に濃厚接触ってわかりにくい表現はやめてほしい笑)それの影響か3月9日の執筆時点で1112人の感染が確認されました。一番多い地域は ノルトライン=ヴェストファーレン州で484人です。日本よりも感染者数が多いことになりますが、正直感染の疑われる人はどの国でももっといると思いますし、日本も含めてこの数字は当てにならないのではって思っています。
そしてついに、所属クラブでも注意喚起のメールに加えて、アルコール消毒スプレーが設置されました。
ちなみに、ドイツ人の中にはこのウイルスは危険ではないと言っている人もいて、アメリカ(トランプ)と中国(習近平)との政治的な戦いに利用されている、アメリカが中国の経済を壊すためにここまで大事にしていると言っている人もいます。まー、どういう事情にしろお年寄りや持病を持っている人にとっては恐ろしいウイルスであることは間違いなさそうなので、インフルエンザも含めて特に手洗い、うがい、除菌を徹底して、花粉で目が痒くても触らない様にしていきたいと思います。
コロナウイルスの影響を受けて差別は??
日本の報道やSNSを見ていると、日本人やアジア系の人がコロナウイルスをもっているかもしれないといった偏見で差別を受けたという記事などを読みましたが、今の所自分はそのような経験を受けたことはありません。チームメイトは既に、ジョークだと分かりあえる仲なので、たまに言われたりしますが、日本での感染が確認された頃、どちらかと言うと心配してくれていました。今は、ドイツ国内も他人事じゃないので、欧州の文化である握手やハグを控える人も出てきています。
日本の報道機関は間違った報道をしないでほしい。
ドイツに住んでいても、インターネットが発達している今日では日本にいるときと同じ様に日本のニュースをリアルタイムで見ることができますが、見ていて本当に恥ずかしい。事実を伝えてくれって切に思います。
特に、日本国内の感染者数について、日本のマスゴミは日本を陥れたいのか最初はダイヤモンド・プリンセス号の感染者数を別にして表示していたのに、最近では国内の感染者数とダイヤモンド・プリンセス号の感染者数を一緒にして、感染者数が1000名を超えたなどと報道しているのをよく見ます。上でも書いたとおり、既に発症している人も潜伏期間中の人も実際にはもっといるかもしれませんが、数字として発表されていない限り、事実を伝える報道を心がけてほしいと思います。
若い世代はテレビや新聞離れなどで、まだ、マシかも知れませんが、特にお年寄りなど情報を集める手段がテレビや新聞に限られている人も多いからです。また、どこの報道機関も海外の報道機関と提携して、日本のニュースを配信したりしていますが、日本の報道機関が感染者数1000人超えなどと報道すると自動的に海外のニュースサイトでもクルーズ船の感染者数が含まれた人数が報道されかねません。(いや、実際に一部では既にそのような報道もされています。)東京オリンピックも控えるなかこのような報道は、風評被害・日本に対するマイナスなイメージでしかありません。
そして、東京オリンピックも今後の状況ではどうなるか分かりませんが、一刻も速く収束して、無事に開催されることを願うばかりです。
また、ボートオリンピックのアジア・オセアニア予選も韓国での開催は中止されヨーロッパ(ルツェルン・スイス)で開催すると発表されましたが、ヨーロッパでも感染がこれ以上拡大しないこと願います。
追記:3月10日にFISAから発表された情報によると、World CUP ⅠとⅡが中止になりました。
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